エンジニア組織論への招待 〜不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング〜
種別:kindle
プロジェクト:スキル
開始1:2018/08/22
終了1:yyyy/mm/dd
開始2:yyyy/mm/dd
終了2:yyyy/mm/dd
メモ
Chapter 1 思考のリファクタリング
エンジニアリングは実現させること
初めは曖昧から始まる
曖昧さを減らし具体性、明確さを増やす行為
不確実性コーン
どうしたら効率よく不確実性を減らしていけるか
マイクロマネジメント型組織の限界
不確実せいを減少させる知識のことを情報とシャノンは言う
不確実性はわからないから生まれ、それは未来と他人
不安がわからないものと向き合うとこを避けさせる
1-1 すべてのバグは,思考の中にある
1-2 不確実性とエンジニアリング
自己組織化チームが良い。属人性の排除
不確実性は2つ
- 未来・・・環境不確実性・・行動と観察
- 他人・・・通信不確実性・・・コミュニケーション
情報により不確実性を減らしていく
不確実性は不安の元だが、不確実性を確実にすることにも不安を覚える生き物
=> どのようにしてに不安の谷を乗り越えるか
1-3 情報を生み出す考え方
学力テストと仕事の違い
テスト | 仕事 | |
---|---|---|
人数 | 一人 | 複数 |
情報 | 問題に書いてある | 必ずあるわけではない |
答え | 決まっている | 決まっていない(問題設定から始まる) |
正解はない
1-4 論理的思考の盲点
認知の歪み
- 常、全部、決してというゼロイチ
- 主語が大きい 過度の一般化
- すべきにとらわれる 世界や自分自身を現実とは違った形に期待すること
- 見たいものしか見ない
- レッテル貼りは、ある人の特定の属性にのみ注目して、それを何かの原因だと判断するような思考の歪み
-
先回りのしすぎ、こころの読みすぎ。おおらかに。好きに。事実だけをみる
-
なかなか怒らない人は何事にも関心がない人
- 不確実性が高いものからやる
- 未来を現在にする、つまり行動して確かめる以外の方法はない
1-5 経験主義と仮説思考
- 従来の演繹
- 経験主義の帰納
- 仮説法 リーン
不確実性の高いタスクこそ優先的に取り組むことができればよい。
不確実性の高いタスクは、実際にすでに行っているので、時間の読みは正確になります。
不確実性の低いタスクは、もともと精度が高く予想できているので、完了予定日時も徐々に確かなものになっていきます
- 観測できないものは制御できない
1-6 全体論とシステム思考
- 拡張のフィードバックと抑制フィードバック
- B/Sから微分でP/Lと微分と利益加速度
- システムで見よ
- 要素還元的試行と全体論的思考
- もう一段上からの全体最適化
- 選択肢」が不明確 ・「比較軸」が不明確 ・「評価方法」が不明確
1-7 人間の不完全さを受け入れる
Chapter 2 メンタリングの技術
2-1 メンタリングで相手の思考をリファクタリング
2-2 傾聴・可視化・リフレーミング
2-3 心理的安全性の作り方
2-4 内心でなく行動に注目する
Chapter 3 アジャイルなチームの原理
3-1 アジャイルはチームをメンタリングする技術
3-2 アジャイルの歴史
3-3 アジャイルをめぐる誤解
3-4 アジャイルの格率
Chapter 4 学習するチームと不確実性マネジメント
4-1 いかにして不確実性を管理するか
4-2 スケジュール予測と不確実性
4-3 要求の作り方とマーケット不安
4-4 スクラムと不安に向き合う振り返り
Chapter 5 技術組織の力学とアーキテクチャ
5-1 何が技術組織の“生産性”を下げるのか
5-2 権限委譲とアカウンタビリティ
5-3 技術的負債の正体
5-4 取引コストと技術組織
5-5 目標管理と透明性
5-6 組織設計とアーキテクチャ
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